質問:「ポールアーム」とは、どういう意味ですか?
回答:「長柄の武器」という意味です。
詳しくは以下をご覧ください。
1. 英語に戻すと
「ポールアーム」を英語に戻すと "polearm"。 この "polearm" の意味が「長柄の武器」です。
言葉の成り立ち
"polearm" は "pole" と "arm" から成ります:
- pole ・・・ 細長い棒、竿
- arm ・・・ 武器
"polearm" は、"pole" と "arm" を離して "pole arm" と表記することもあります。
"polearm" は "pole weapon" と同じ意味です。 "weapon" の意味も「武器」意味です。
2.「ポールアーム」について詳しく
近接戦闘用の武器のうち、殺傷効果を発揮する部分が細長い棒の先端に位置するものが "polearm" です。
ポールアームはレンジ(武器が届く距離)が長いうえ貫通力があるので、鎧を身に着けた騎兵に対して有効な武器でした。
柄の部分は木製であることが多いですが、金属製のものもありました。 柄の長さは1.2mから2.4mと様々。
ポールアームの例
次はいずれもポールアームです:
- ひのきの棒
- 槍(スピア)
- 竹槍
- トライデント(三つ叉のほこ)
- ポールアックス(長い柄の先に斧が付いている)
- ハルバード(ほこやり。 長い柄の先に斧が付けられ、その斧の先端が槍状に尖っている)
- ポール・ハンマー(長い柄の先にハンマーが付いている)
- 薙刀(なぎなた)
- 偃月刀(三国志で関羽が使う武器)
ジャベリン(投げ槍)もポールアームに分類されます。